無気力症候群の原因や症状とは?マジメな人ほどなりやすい?!周りの人に理解されず症状を悪化する可能性も…うつ病との違いも紹介!


やることは分かっているのに、どうしてもやる気が出ない…
最近やる気が出ない、疲れやすい、体がだるい…など、長い期間続いてることはありますか?それは、無気力症候群なのかも。
この症状は頑張ろうとしてもやる気が出ず、思うように動くことができないようです。
遊びや趣味には今まで通り興味をもち、楽しむことができますが「やるべきこと」「やらなければいけないこと」に対して行動しにくく感じます。
それが長く続くと、自分はダメな人間なのか…甘えているのか…と思うようになっちゃいますよね。
私は専門家ではないので、自分のやる気が出ないと感じるとき、やる気スイッチはどこにあるのだろう?と悩んでいました。
そこで無気力症候群とはどんな原因で起こるのか、症状や対策なども調べてみました!
無気力症候群の原因と症状とはどんなものなの?

みなさん誰もが忙しくて疲れが溜まり、体のだるさを感じたことはありますよね。
ですが、ちゃんと睡眠をとって体を休めても疲れが取れず、長い期間だるさを感じたりやる気が出なくなると、それは無気力症候群かもしれません。
- やる気が出ない
- 疲れやすい
- 体がだるい
- 上記3つが長い期間続く
症状の特徴として、本業に対し(学生なら勉強、社会人なら仕事、専業主婦なら家事など)やる気が出ないといいます。
また本業以外の遊びや趣味に関しては、普通に興味をもち楽しむことができるそうです。
そのため、周りからは「サボっている」「怠けている」と誤解されやすくなります。
社会人だと上司、学生なら先生や先輩から注意や指導などをされ、余計に気持ちが落ち込んでしまうことも…

私は一生懸命頑張りたい!と思っているんだけど…
無気力症候群は、特にマジメな人が頑張ろうと思えば思うほど焦りを感じ症状が悪化してしまう可能性があります。

周りの人に理解してもらえないのは、とても辛いですよね。
では何が原因で無気力症候群が起こるのでしょうか?
- 強いストレスを感じ続ける
- 疲労の蓄積
- 生活習慣のみだれ
例えば大きな目標を達成した・出来なかったなどで、次の目標が無くなり無気力になってしまうことがあります。
・受験勉強
親や周りの期待に応えたくて、毎日夜遅くまで受験勉強を頑張った経験のある人もいますよね。
受験まで親は子供をフォローし、自分は勉強を頑張り続けることができたこと、合格発表までは不安でドキドキ、ソワソワ。
ピンと張りつめていた緊張がほぐれて、やる気がでない状態になる可能性があります。
・就職活動
少しでもやりがいのある良い条件の職場に就職したくて、何枚も履歴書を書き何社も面接を受けることもあります。
その職場を選んだ理由が、親からの期待が大きかったという場合もありますよね。
やっとの思いで、理想とする会社に就職したことにより、目標が達成したと感じてしまうかもしれません。
・子育て
子供ができたと分かったとき「元気に生まれてくれば良い」と思いますが、育てていくうちに、いろんな期待を持ってしまいます。
子供が進みたい道を決めることができ、目標に向かって頑張っている姿を精一杯応援できるのも親です。
無事子供が巣立っていったときに、全力で応援してきたからこそポッカリと心に穴が開いと感じ、喪失感に襲われてしまうこともあります。
無気力症候群とうつ病の違いは?

無気力症候群とうつ病はどのような違いがあるのでしょうか?
やる気が出ない・疲れやすく体がだるい・何日も続くという症状は同じようにみえますが、大きく違うところが2つあるんです。
①無気力症候群は本業以外では、今まで通り遊びや趣味を楽しむことができる
②うつ病は全てに対して無気力になり、それまで好きだったことに対しても興味がなくなってしまい「辛い」という気持ちが強くなる

無気力症候群は症状が限定されているため、そのうち治ると放置しがちに…
やる気が出なくても、何とか乗り切ろう、頑張ろう!とすればするほど、どんどん心が疲れてきますよね。
だいたい2週間以上、症状を放置するとうつ病を発症する可能性があるといわれています。
いつもの疲れと違う…と感じた場合は、メンタルクリニックなどに相談してみるのも1つの方法です。
そうすることで、自分はもう少し頑張れるのか、休息が必要なのかを判断でき、うつ病になる前に対処することができますよね。
うつ病になってしまうと、全てのことが辛いと思うようになるといいます。
症状には個人差があるそうですが、一般的に以下のようなものがありますので参考にしてくださいね。
- 動作がゆっくりになったり、反応が遅くなる
- 怒りやすくなる
- 眠れない
- 胃の不快感や食欲がない
- 無感情になる
- 思考がマイナスになる
重症になる前に、早めに受診するようにしましょう。
休日だけ無気力になる症状も!

私は昔から休日や、長期休みになると夜更かしをしたり、1日中寝て過ごすことが多くありました。
もちろん昼夜逆転し、学校や仕事が始まると疲れが溜まった状態で行くことになりますよね…

そのころの私は体力がないからだと、勝手に思っていたんです。
こんなことを続けていれば、当然体を壊しちゃいます。
中には休日だけが、やる気が出ないという症状の人も居るそうで、以下の項目で当てはまる人は気をつけて!
- 仕事の疲れが溜まている
- 仕事に対して精神的に依存している
- 不規則な生活習慣の乱れ
対策としては仕事の日も、オンとオフをしっかり切り替えて、心身を休めることが大切です。
そして仕事から離れた趣味を持つことや、休日も変わらない規則正しい生活を心がけるようにしましょう。
まとめ

- やる気が出ない・疲れやすい・だるいが長期に渡り続く
- 放置するとうつ病を発症する可能性がある
- 休日だけやる気が出ない休日無気力症候群もある
毎日を楽しく過ごしたいと、誰もが思っているはず。心が元気なら、いろんなことに挑戦しようとする意欲も出ます。
マジメで何事にも一生懸命な人や完璧主義な人が起こりやすいといわれているので、少しだけ自分が頑張ってきたことを褒めてあげてください♪
そして規則正しい生活をし、心身ともに元気に過ごしましょう!
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